なぜ今、収益物件の売買仲介実務ラボをやるのか
そもそもなぜ「収益物件の売買仲介実務ラボなんてことを始めるのか」その真意について腹を割って話したいと思います。
この話を聞いて、多くの方がこう思うはずです。
「なんでそんな七面倒臭いことをわざわざやるの?」
「ライバルを増やすだけじゃないか」
「何か裏があるに違いない」と。
ごもっともです。「いやいや、自分で不動産取引をやった方が一番儲かるし、それが正解でしょ」と。 おっしゃる通りです。否定はしません。
私が持つノウハウを人に教えてライバルを増やすよりも、自分で開拓ルートを作り、そこから仕入れ、工事し、再販する。あるいは収益物件をそのルートから買い叩き、長期保有して資産規模を拡大していく。それが不動産屋の「王道」であり、最も効率よく儲かる手段であることは間違いありません。
では、なぜそんな「王道」を捨ててまで、わざわざこんなラボを始めるのか。 その理由は大きく分けていくつかあります。これはAIにまとめてもらいたいくらい、私の中に渦巻く様々な思いがあるのですが、順を追って吐き出していきましょう。
理由その1:オールドビジネスへの飽き
まず一つ目の理由。
それは、私が長年身を置いてきたオールドビジネスへの飽きと、「新しい力」への衝撃です。
私はこれまで約20年間、金融の世界、建築の世界、そして不動産の世界と、いわゆる実業のど真ん中でビジネスマンとして生きてきました。しかし、これらは全て、昔からある古い体質のオールドビジネスです。正直に言えば、これに若干飽きてしまった。もっと違う景色を見てみたいという欲求が芽生えたのです。
そのきっかけはSNSでした。実は私、以前に不動産とは全く別ジャンルのアカウントで3万人を超えるフォロワーがいた時期がありました。今は削除しましたが、その時、私は実体験として知ってしまったのです。
「影響力」という果実の甘さと、その凄まじい破壊力を。
『影響力の武器』なんて本もありましたが、インフルエンサーやYouTuber、配信者といったニュービジネスのパワーは、オールドビジネスの常識を根底から覆すものでした。時流に乗った時の爆発力、売上の跳ね方、これはもう異次元です。
生涯年収は個人の能力ではなく、働く業界や場所で決まると言われますが、まさにそれです。介護の現場で高齢者の下の世話をしながら真面目に働く人が低賃金で喘ぐ一方で、中学生がTikTokで馬鹿げた踊りを配信して大金を稼ぐ。それが現代のリアルです。是非はともかく、時流に乗ったビジネスには抗えないパワーがある。コロナ前から私はそれを肌で感じ、未知の世界に対する興味と関心が膨らんでいきました。
理由その2:買取再販ビジネスの過酷さと虚無感
二つ目の理由は
買取再販ビジネスの過酷さと虚無感です。これも別の資料で語っていますが、買取再販という商売は、精神がタフでなければ務まりません。もっと言えば、頭のネジがある程度ぶっ飛んでいないとやっていけない狂気の世界なんです。
一歩間違えれば破産するような規模の物件を買い、仕入れ、売る。これを短期間で延々と繰り返す。失敗すれば即退場。さらに、良い情報を集めるためには、情報を握る元付業者に選ばれ続けなければなりません。
そのためには、「本当は買いたくない」「これはヤバい」と分かっている物件でも、業者との関係値を維持するために、負けると分かっていてあえて買わなければならない場面が多々あるのです。
そうして在庫を抱え、「売れない、手形期日が迫ってくる…」と精神的に追い詰められていく。私自身、これまで50件以上の買取再販を手掛け、結果的に全て利益を出してはきましたが、精神衛生上よくありませんでした。これを一生続けるのは、精神的にタフでないと無理だと悟りました。
理由その3:自身の今後の人生について向き合った
そして三つ目。これが最大の転機かもしれません。自身の「死」をリアルに意識したことです。
私は今42歳になったばかりですが、40歳の前厄の時、青天の霹靂で糖尿病と診断されました。食事や運動には人一倍気を使っていたつもりでしたが、30代の不摂生や仕事のストレスが祟ったのか、私の体からは健康な人の半分しかインスリンが出なくなってしまった。
体を壊したんです。
40歳という人生の節目で、不治の病を突きつけられた時、思いました。「ああ、人生の折り返し地点か」と。男性の平均寿命が80歳だとして、残り半分。いや、糖尿病になった自分はそんなに長生きできないかもしれない。
「あとどれだけ生きられるんだろう?」 そう真剣に考えた時、ふと足元を見れば、私は独身で子供もいない。守るべき家族もいない。じゃあ、この先の人生、何を目標に生きていくんだ?と。
資産に関して言えば、私は「富裕層」と呼ばれるカテゴリーに入り、黙っていても毎年1,000万円以上の収入が積み上がる仕組みを作れました。食うに困らない。いわゆる「あがり」の状態です。じゃあその上で、ほかのお金持ちたちに負けないように、資産規模を比べて、張り合って、さらに一人で買取再販をして「何千万円抜きました!」とやって何になる?
精神をすり減らし、ストレスを抱えてまで、自分一人で富を積み上げていくことに何の意味があるんだ?そう自問自答した時「うーん、なんか違うな」という違和感しか湧いてこなかったのです。
また、長期保有の収益不動産を増やせば、退去トラブル、管理会社との折衝、リフォームの手配と、面倒事も比例して増えていく。今後職人は減り、リフォーム費用は高騰し、日本の人口は減り続ける。
そんな斜陽産業の賃貸経営で、これ以上リスクとストレスを背負い込むことが、残りの人生における「正解」なのか? 答えは「NO」でした。ワクワクもしないし、楽しくない。そんな生き方は嫌だなと思ったのです。
その思いを決定づけたのが、中田敦彦さんがYouTubeで解説していた『7つの習慣』です。動画を見て、改めて衝撃を受けました。過去の偉人たちが人生をかけて導き出した答え、それが「真理」としてそこにあったからです。その教えとは、「自分の葬式に誰が来て、何と言ってくれるかを想像しろ」というものです。
もちろん、今私が死んだとしても、葬式に来てくれる人はいるでしょう。今の私が孤独だなんて思っていません。ですが、「もしこの先も」自分だけの富を追求し、守銭奴のように振る舞い(今もふるまっていませんが。笑)、自分一人のためだけに生きたとしたら、どうなるでしょうか。
きっと最期には誰も心から泣いてくれない。「あいつは金にはうるさかったけど、結局がめつい奴だったな」「死んで清々したよ」なんて言われるのがオチです。そんな風に成り下がる人間も世の中にはいる。自分がそうならない保証なんてどこにもないのです。そんな人生の幕引きは嫌だ。私は死ぬ時、「トヨシマさん、あなたに出会えてよかった。」と言われて死にたいのです。
私の尊敬する人は、格闘家の山本KID徳郁さんです。“神の子”と呼ばれ、リングでは獰猛な姿を見せていましたが、その本質は誰よりも繊細で、誰よりも優しい人でした。母を亡くした直後も「ここで降りたら母ちゃんが悲しむ」とリングに立ち、有言実行で勝利を掴む、そんな強さと愛を持った男でした。
彼は私と同じ42歳という若さで、胃がんでこの世を去りました。しかし、彼は最期の瞬間まで、自分のためではなく他者のために命を燃やしました。食えない若手のために興行を打ち、ジムを設立し、「レスリングを嫌いになってほしくない」と、子供たちには決して怒らず楽しさを教え続けました。自身の死が迫る中でさえ貫いた「利他の心」と「未来への種まき」。それこそが、山本KID徳郁という男が生きた証であり、最大の魅力です。
今の私にはそれがあるか?独身のまま不動産の数だけを増やして死んでいくのは、あまりに情けないと考えたのです。だからこそ、人生の後半戦はシフトチェンジしたいんです。ある程度資産はできました。これ以上、自分だけのためにバカみたいに金を稼ぐ必要はない。それよりも、人生の後半は「お金以外の幸福度」を高めたい。
自分が「面白い」と思えるSNSや、マーケティングという新しい分野と、これまでの泥臭いオールドビジネスの知見を掛け合わせ、それを「人のため」「世のため」に還元していく。
私の知識や経験を受け取った人が、「助かりました」「あなたのおかげで豊かになれました」と言ってくれる。
そしてその仲間たちと共に成長し、物心両面に豊かになっていく。 歴史上の偉人たちが導き出した通り、それこそが「幸せな人生」の正解なんだと確信するようになりました。
俺ごときが偉そうに講師をしていいのか?
XやYouTubeを見ていると、正直いって打ちのめされることもあります。化け物みたいな人たちがゴロゴロいるじゃないですか。とんでもない資産規模を持っていたり、私なんか足元にも及ばないような深い知識を持っていたり、喋りが天才的に上手かったり。
「なんでこんなこと知ってんの?」
「なんでこんな喋れんの?」って。
そういう「上には上がいる」現実を突きつけられると、「俺なんてまだまだだな」「全然詳しくないわ」って萎縮しそうになる自分もいます。実務の世界でもそうです。この道30年のレジェンドみたいな不動産屋には、経験値でも修羅場の数でも敵いません。
だけど、だからといって私が発信することに価値がないわけじゃない。上と比較してもキリがないのです。化け物たちと張り合っても仕方がない。 私には、銀行員としての金融知識、建築リフォームの知識、会社経営の視点、そして自ら融資を引いて物件を買い進めてきた実践経験があります。
これらが複雑に絡み合い、化学反応を起こした「私だけのアウトプット」が、必ず誰かの役に立つと信じています。
「身軽に生きたい」という本音
そしてもう一つ。付け加えるなら「身軽に生きたい」という本音もあります。これは結婚が良いとか悪いとか、そういう次元の話ではありません。結婚には結婚の良さがある。家族を持つことの喜びや幸せは、独身では味わえない素晴らしいものでしょう。それは分かっています。
ですが、自己分析の結果、私は性格的に結婚には向いていないと思います。無理して結婚しても相手に迷惑をかけるだけだし、だったら最初からしない方がいい。そう割り切っているなら、「独身であることのメリット」に目を向けて、それを最大限に享受してやろうじゃないかと。
独身貴族だからこそできること、それは圧倒的な「自由」です。どこにでも住めて、どこでも仕事ができる。パソコン一台あれば世界中が職場になる。保有する場所、価格相場など詳しい仕入日強い場所など、特定のエリアの物件に縛られ、その地域に張り付いて生きるのは、私の望む「自由」ではありません。
私は46歳でNISA枠1800万も満額埋まります。そう設定が完了しました。あとは放置で老後資金は安泰です。わたしにとってこれ以上の老後の蓄え、これ以上の準備は必要ありません。人間いつ死ぬかわからないし。後は、『DIE WITH ZERO』の精神で、今を楽しむために金と時間を使い切りたい。
このラボを通じて全国に仲間ができれば、セミナーや勉強会にかこつけて旅ができる。その土地の美味いものを食い、仲間と語らい、ZoomやSNSで繋がり、リアルでも繋がる。 そうやって死ぬ時に、多くの仲間に囲まれていたいのです。
「そんなの情報商材じゃないか」という声に対して
「そんなの情報商材じゃないか」と言う人もいるでしょう。ええ、ある意味ではそうです。
でもね、情報商材といってもグラデーションがあるでしょう?中身のない詐欺まがいのものを高値で売りつける「悪徳情報商材屋」は、私も大っ嫌いです。反吐が出ます。あんなものはクズです。
でも一方で、フランチャイズや学習塾だって、広義には「情報を売る」ビジネスですよね?
価格に見合った価値を、熱量を持って提供し、受講生を成長させる。それは立派な教育事業です。
自分の20年の血と汗の結晶である知見を、現代のマーケティングとAI技術を駆使して、1対Nで多くの人に届ける。これは時代に即した正しい戦略のはずです。 「情報商材だ」とレッテルを貼って思考停止するアンチの声に耳を傾けて、自分のやりたいこと、理想の生き方を諦めるなんて、それこそ馬鹿げています。
「金に困ってないなら無料でやれよ!」という声に対して
そして、ここで必ずと言っていいほど湧いてくるのが、「金に困ってないなら無料でやれよ!」という声です。 これに対しては、はっきりと「NO」と言わせてもらいます。ボランティアでやるつもりは一切ありません。
理由は明確です。
まず、「痛み」を伴わない人間に成長はないからです。
無料で配られた参考書をボロボロになるまで勉強したことがありますか?ないでしょう。人間は現金な生き物です。「身銭を切る」という痛みを伴わない限り、本気になれないのです。「これだけ払ったのだから、絶対に元を取ってやる」というハングリー精神こそが、行動への最大の原動力になる。私はあなたに「いい話を聞いたな」で終わってほしくない。実践して、人生を変えてほしい。だからこそ、あえて「覚悟の代償」としての対価をいただくのです。
次に、「質の高いコミュニティ」を守るためです。
無料にすれば、誰でも入れます。そうすると、「教えてくれて当たり前」という依存心の塊のようなテイカーが 雪崩れ込んできます。私が作りたいのは、自立した人間同士が切磋琢磨するギバーの集団です。受講料は、そういったノイズをシャットアウトし、本気の人だけが集まる環境を作るためのフィルターでもあります。
そして何より、私自身が「手抜き」をしないための戒めです。
無料なら、私にも「まあタダだし、適当でいいか」という甘えが出るかもしれない。でも、1円でもお金をいただけば、そこには「プロとしての責任」が発生します。私は趣味のサークルごっこではなく、ビジネスとして、命を燃やして皆さんと向き合いたい。だからこそ、自分を追い込むためにも正当な対価をいただきます。
無料だと、あなたは本気にならないし、私も本気になれない。そして変な奴も入ってくる。誰も幸せにならないんですよ。私が作りたいのは、お互いが人生を賭けて向き合える「本気の場所」なんです。
だから、何でもかんでも「情報商材だ」「金儲けだ」とレッテルを貼って思考停止するアンチの声なんて、私の人生には不要です。即ブロック、即ミュートです。私は、自分の20年の血と汗の結晶である知見を、正しい対価で、本気の人にだけ届けていきます。
これが、私がラボをやる理由の全てです。 銀行での知見、建築、不動産経営、そして自らリスクを取って物件を買い進めてきた20年分の経験値。 これからは、このラボという新しい場所で、受講生の皆さんと共に学び、共に豊かになり、最高の人生後半戦を走り抜けたいと思っています。
これが、私の偽らざる本音であり、覚悟です。